プログラミングする脳

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小指を使わないでもできる楽器ということでハープを選んで、音譜も読めないのに
アクティブ使えば簡単だ!と思って見切り発車。

小指の思い出

始めてから気づいたこと。
アクティブを駆使できるのはある程度上達してからでした・・・。

そんなレベルじゃなかった。
脳から指令を出して、そのまま忠実に指は動いてくれないので、
脳の指令が指に届くまではひたすら繰り返してプログラミングするしかありません。

大人になってから始める楽器の上達に早道はなく、とにかく練習。繰り返し。
繰り返してやっているうちに一曲の長さが急に短く感じられる瞬間があります。

最初は1小節ずつ、新しい指の動きを「ゆっくり、丁寧に」確認して、それを何度も繰り返して
目を閉じてもできるレベルにしていく作業の積み重ね。

曲の最後まで行くのにとんでもなく時間がかかるのですが、
最初は1小節ずつだった塊を2小節、4小節と伸ばしていけるようになり、最後は全体がほんの少しのパーツで
構成されているのが見えて、「なんだ、こんなに短い曲だったのか」と脳が情報を処理します。

一旦プログラムができると、しばらくなにもしなくても、指が覚えているので
すぐに自分ができた少し前のところくらいまではできるようになります。

こういう地道な積み重ねを音楽をやっている人はやっていたのか〜とこの年になって初めて知って
これは、全てに通じる道だろうと思いました。

何かちょっとやっただけで、できないとすぐに諦めてしまうという脳と
できるまでやると決めて繰り返す脳だとどちらが豊かな人生を送れるでしょうか。

人生のできるだけ早い時期にこのことに気づけた人は幸せですね。
いまさらながらですが、毎日違う景色を見せてくれる楽器との出会いは
人生に豊かさをもたらしてくれました。

朝起きて、同じ曲を弾いて、昨日からの差を感じる。
今日も又昨日までできなかったことができるようになった。
そんな些細な喜びを感じさせてくれます。

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