私とトランプ記憶

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トランプ脳トレとは

Photo credit: Elena Kalis on Visualhunt

トランプをシャッフルしてその順番を自由自在に覚えられたら面白いと思いませんか?
まさか自分にそんなことができるはずがないと思っていましたが、記憶術を練習すると、ものの数分で誰でも覚えられるようになります。
トランプの配列を覚えるだけでいいなら、やり方はたくさんありますが問題はその先です。
今日はそのことについて書いてみたいと思います。

トランプ記憶をする目的とは

人間はどんなに辛いことにも案外耐えられるものですが、意味のないことには耐えられないらしいです。
目的を明確にするとやる気が出るのが人の脳のようです。
「なんのために」ということがわからなければ、無意味なことはしたくない。
それが脳の癖です。

さて、一見無意味に見えるトランプの配列を覚えようとするのはなぜでしょうか?
単純にそんなことができたらすごいなという好奇心とチャレンジ精神というのもあるでしょう。
自分にも本当にできるのだろうかということを確認するためにやってみる方もいます。
あるいは、競技の種目にあるので、やらざるを得ず練習する人もいます。(私はこのタイプでした)

きっかけとしては上記くらいのものかなと思うのですが、やってみたときに見える景色が変わるのです。
例えば私の場合は、最初初心者でも簡単にできる方法でカードの配列を覚えていました。
覚えられることは覚えられるのですが、そのやり方だとどうしても30分程度はかかってしまう上に
再現率が悪いのです。

何回も失敗するし脳も疲れてしまうので、記憶術としては少し難易度が上がりますが、PAOという方法を使ってやってみることにしました。

PAO法とは

これは1枚のカードにP(person) A(action) O(object)のイメージをあらかじめ仕込んでおいて、それを組み合わせて新しいイメージを脳内で創作しながら覚えていく方法です。

一度仕込んでしまえば、あとは練習すればするほどイメージ操作が上手になっていき、記憶の時間も短縮されていきます。
多くの人が挫折してしまうのはこの仕込みの部分のめんどくささが原因です。

下ごしらえに時間がかかるのが難点ですが、使いこなせるようになると、頭の疲労度が全く違って楽に早く正確に覚えられるようになりました。

実際記憶力エキスパートコースに出たときにPAO法を使って覚えると、どれだけゆっくりやっても10分もあれば覚えられて、制限時間が30分であれば何度も復習ができるので余裕で満点がとれました。

簡単に覚えて時間も余るので、ワーク中に周りを見回す余裕もありました。
他の参加者の多くが頭から湯気を出して覚えている様子が見えて、この時初めて「記憶術って能力じゃなくて技術なんだ」と悟った次第です。

それまでは「結局なんだかんだ言っても地頭勝負でしょ」と思っていました。
ところがきちんと技術を磨けば、頭から湯気が出るほど頑張らなくても、頭の負担が少なく楽に覚えられるようになるんだとようやく実感したのでした。

記憶術の原理はイメージの組み合わせ

大量のものを暗記するときにはイメージが重要です。
人の脳はイメージしたものを止める力があります。
文字だけで記憶しようとすると脳が嫌がるのですぐに忘れてしまいます。
イメージ力の強化が記憶力のアップにつながります。

一般的に何かイメージする時は、自分の知っている素材同士を組み合わせてイメージするしかないので、すでに頭にある素材をどう組み合わせるかというのがポイントとなります。
自分の発想力の中でイメージを膨らませるわけですが、それだとどうしても自分の発想の範囲内でしかできません。
記憶力をさらに高めて、発想力を広げたい場合は、周りの人の意見を聞いたりして少しずつ幅を広げていくということになりますが、それだと教えてくれる第三者が必要なので効率が悪いです。

発想力を広げる効率の良い方法

トランプの数は52枚なので、シャッフルしたトランプの順番のパターンは132,600通りになります。
毎日シャッフルして練習して、一度も同じ組み合わせが出て来ないとしても全部の組み合わせに出会うためには363年かかります。
そんなに生きていないので、原理的に言えば毎日シャッフルすると一期一会の組み合わせを覚えるということになります。
なので飽きることがない。
毎回新しいイメージのパターンがそこから自動的に生まれてきます。
ということは毎日練習する人は毎日新しいイメージ、発想力が新たに追加されていくということです。
自分の脳の拡張を体験することになります。

自動的に脳をバージョンアップし続けることができる

この訓練を1年も続けたとしましょう。
トランプ記憶はもちろんのこと、やればやるほど脳内のイメージ素材の数は増え、その組み合わせのパターンも増え、結果として他の記憶をするときにもこの能力が使えるようになります。

それだけではなく、瞬間的なイメージ操作や記憶の定着、集中力なども伸びるので、記憶だけでなく脳の全般的なパワーがアップします。
トランプ脳トレをするということは、新たなイメージ創出の訓練なのです。
脳がアイデア体質になってきます。
無限にアイデアを自動創出してくる脳になるということです。
日頃のタスクの処理能力なども当然のことながら格段に上がってくることでしょう。

各地でトレーニング開催中

そんなトランプ記憶を世界トップレベルの仕込みで短時間で自分のものにする講座を記憶工学研究所では展開しています。
各トレーナーも順次活躍し始めていますので、ぜひ興味のある方はご参加ください。
私も月に一度開催しています。
よろしければご一緒にトレーニングしましょう。

詳細は池田式トランプ脳トレのページをご覧ください。






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