ラマダンの思い出

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息子が幼稚園年中さんから5年生までシンガポールに住んでいました。
その時に色んな習い事をさせたのですが、今日はその中の1つテニスレッスンでの思い出をお話しします。

日本でのお稽古と違って、たいていは住んでいるコンドミニアムにはプールやらテニスコートやらが
ファシリティとしてついていることが多いので、そこに何人かのコーチが通ってきてレッスンをお願いするのが主流でした。

何をするにも口コミで、先住の駐在員の奥様ルートで教えてもらって
そこには選択肢とかなかったような気がします。(もう遠い昔のことでうろ覚え)

今はネットで検索するという手段もあるかもですが、当時はまだそれほどインターネットも今ほど便利ではありませんでした。

選択肢があまりないというのは割合良いこともあって、迷わないで済むんですよね。
沢山ありすぎると、選ぶだけで疲れてしまって結局何もしないという結果になりがち。

そんなことで同じ小学校に通うお友達のママに紹介してもらって
テニスのコーチはマレー人の男性Aでした。
この彼、定期的にラマダンという断食期間に入るんです。

断食と言っても完全に何も食べないわけではなく、日が暮れるまでは食べ物を口にしないだけなので
考えたらたいしたことはありませんが、暑い国だしお腹がすくとコーチの機嫌がちょっぴり悪くなります。

「A、何か今日いらついてる?」
「ラマダンだからね」

見学中のママ同士の会話です↑

どうしてラマダンをするの?と聞いたら、ご飯を食べないことで世界中の食べられない人に思いを馳せるためと言ってました。
私が聞いた話なんで、真実の程は知りませんが。。

evening meal for Ramadan

そういうわけなんだと思った記憶が残っています。

今ダイエット17期生がスタートして、受講者さんとのラインでの会話の中で
Aコーチのことを思い出しました。

受講者さんにスタート早々「お腹がすく」という感覚を味わってもらっているからです。
この飽食の時代に1日何回くらい「おなかすいた」って感じますか?

お腹がすくと、ぐるぐるぐる〜と腹の虫が鳴きます。
その時何と若返りホルモンが分泌されるらしいですよ。
そう思うと、お腹が減るのも悪くないと思いませんか?

Aコーチのように、おなかすいたときに同じような思いをしている世界の貧しい人々に心を寄り添わせているのだと
脳内妄想するのも良いかもしれません。

今日はダイエット→おなかすく→断食→ラマダン→Aコーチの思い出という私の脳内連想を実況してみました。
これを読んだ皆さんの脳内ではどんな連想が想記されますか?

 

 

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