湯田中温泉のよろづやさんの隣には大湯がありまして、よろづやに宿泊して大湯に入りたいというと、鍵を開けてもらえます。
公衆浴場なので地元の方とご対面なんてこともしばしば。
湯田中のマツジュンの肖像画がありました。
松本順(良順)は幕末から明治期のお医者様で、初代陸軍軍医総監でした。
何と、今話題のマスク着用を日本で最初に啓蒙した人物だそうです。
100年前のスペイン風邪流行の時のお話しです。→当時のポスター
ここ湯田中を長寿の湯と定めたのも松本順で、当時の大湯入浴法が掲げられています。
又、俳人小林一茶も湯田中温泉を愛した一人だったようで、あちこちに一茶の句が点在していました。
大湯には後ほどゆっくり入るとして、中を少し覗かせてもらいました。
誰もいませんでしたので写真をパチリと。
なんとも風情のあるお風呂です。
夜に再度訪れたときには地元の方が入っていらして、入り方を教えてもらいました。
湯船が真ん中の板で仕切られていて、左側は熱湯です。
一瞬でゆで卵できそう。とても入れません。
うっかり足を入れた友人は悲鳴を上げていました。
右側は大丈夫です。
大湯をあとにして、湯田中温泉から隣の渋温泉まで足を伸ばしてみました。
ゆっくり歩いて20分くらいです。
川沿いにまっすぐ歩いて行くと到着します。
渋温泉にはたくさんの外湯があって、渋温泉に宿泊すると外湯の鍵を借りることができます。
私たちは湯田中宿泊だったので、外湯巡りはできませんが、大湯にはチケットを買えば入れるとのことで、
こちらの観光案内所で、チケットをゲット!
大湯の目の前のお土産物屋さんにお願いして、鍵を開けてもらいました。
タオルも売っていますので手ぶらでも大丈夫でした。
こちらもなんとも風情溢れる雰囲気です。
湯田中の大湯ほど熱くないのでゆっくりつかれます。
蒸し風呂もあります。
宿泊すると巡れる外湯は他にも沢山。
番号がついているので、全部巡りたくなりますね。
次回は渋温泉で泊まって、この外湯をコンプリートしたいです。
渋温泉情報はつづく・・・